皆既日食その2

鹿児島ではありえない寒さ…
普通じゃない暗さに辺りがざわめいた時、
「ハイ、いま、最大食です!!」
と白水館の人の声。
曇りだから~なんてレベルを超えた、
もう普通じゃない肌寒さと、10時台とは思えない暗さ……。
ゾクッとしました。
それまで騒がしく鳴いていた蝉や鳥の声がピタッと止んで、
異様な静けさに…
明らかに感じる異変。
みんなが今、心を一つにして、
いつもと違う空を見上げて息を飲んでいる。
この風景は、今も昔も変わらないんだろうなあ。
「すごい」「寒い…」「夜だよね、これ」
と、ひそめた声が口々に…。
鹿児島市内の方では見えているところがあるらしく、
「いいなー!」「こっちも晴れて~!」と
携帯電話の声が飛び交い始めました。
カメラで撮ると、勝手にフラッシュが作動します。それほど暗い・・・。
太陽が隠れると、一気に温度が下がります。
その影響で、日食風が吹き、日食雲と呼ばれる雲が出るようです。
それにしても、一瞬、太陽が消えるだけで、
こんなにも急激に寒くなるなんて・・・。
昔、初めて日食を見た人にとっては、
たた゛たた゛不安で恐ろしく、どうすればよいか分からず、
神の怒りのように感じたかもしれません。
最大食の時間も過ぎ、もう無理かと思った時…
「見えた~~~!!!」
みんな一斉に日食メガネを掛けて空を見上げると、
確かに、お月さまの様にほとんど欠けた太陽の姿が!!!
子供も大人も私も(笑)奇声を上げ、
雲間から日食が見えるたびに「ああ~!」「おお~!」と
どよめいてました。
そのうち、首が疲れて寝転んで見上げていると、
まわりの人たちも寝転びはじめ、不思議な光景に…。
誰もが同じものをみて喜び、
同じ安心感を得て一体化する、幸せな時間でした。
まさに、天の岩戸が開いた感じ・・・。
日食を見ながら考えていたこと
「新しい時代の幕明けだね…」と、妹につぶやいた時、
変な、長い光る筋が、シュッ!と空をナナメに横切りました。
「おっ!?」「ど、どうしたの?」
「い、今、光の筋が横切った!」
…私の中で基準にしているサインの一つで、
正しい事や真実を口にしたり、思ったとき
「そうだよ!」とでもいうように、キラキラッと何かが光ったり、
ありえないシンクロニシティが起きたりします。
その時、それの強いやつを見た。
色んな形であらわれる力を、昔から天使や竜神などと呼ぶ。
アイデアだったり、思いだったり、
考えだったり、直感だったり、受け取り方も人それぞれ。
メッセージは色んなパターンで現れるけど
それはすべて形を変えた、同じ源からのもの。
本人にだけわかる形で、真実を教えてくれます。
…実は今回、私はスケジュール的に来られないはずだったのです。
それが急に空いたので、ダメモトで福岡にいる妹に宿を頼んだら…
旅行一日前、全宿満室だったのにキャンセルが出て、
鹿児島の指宿(いぶすき)という所の
最高級・一番良い旅館(タクシーのおじさん談)
「白水館」がとれました。
しかも、キャンセル部屋という事もあり、
通常2万円以上する宿が、普段の半額近いお値段に…。

妹が「指宿までの直線上にあるから高千穂に寄ろう!」
というので、最初の一泊は2007年2月に行った、高千穂へ。
天の岩戸を見て、大好きな天安河原で瞑想。
私は絶対、ここにもいたこともあると思う。
ものすごく落ち着きます。
でもその数ヶ月後、某有名人がTVで宣伝したので、
以前よりかなり人が増えたみたい・・・。
ピリリと張り詰めていた強い空気感が薄まったような・・・(^^;)
その後、宿の人に勧められて
毎日やっているという夜神楽を見てきました。
するとタイムリーにも、
天岩戸を開けた2神の、「手力雄の舞」「細女の舞」
天照大神の隠れた岩戸をあける
「戸取りの舞」を見ることができました。
そして今日、日食を見たわけなんですが…
まさに、今回、「岩戸開き」をリアルに感じました。
顔を隠した天照大神が再び岩戸から姿を現すように、
本当に、何かが、世界で変わっていくのを実感。
何故、今、なのか。
どうしてこの時期に、すべての人が
こうして自然への畏怖を思い出す経験をしているのか。
岩戸を案内してもらっているとき、
「手力雄の命が投げた岩戸は長野県の戸隠にまで
飛んでいったとされています」と説明されました。
そういえば5月に、人に誘ってもらって
長野の「戸隠」に行ってきたばかり。
この流れるような偶然の一致に驚きつつも、
順を追って、意味あるその地を踏まされているような感覚に。。。
「自分が感じていることを、表現しなさい。恐れずに。」
シンクロやサインはそんな勇気をくれます。
確実に何かが変わってる。
みんな嘘に気付き、真実を求めはじめてる。
自分の目で見て、確かめたい。もう、嘘はいらない。
再び宇宙に意識を戻し、自分の内側に繋がるために、
あんなにもたくさんの人が
日食を求めてやってきたような気がします。
目に見える形で宇宙の神秘に触れる、最高の機会だもんね。
見た人も見なかった人も、
確実に何かをダウンロードしていると思います。
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