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2013年6月26日 (水)

夏の妖精

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先日、お友達と
某所にホタルを見に行ってきました。

まだ薄明るい時間に着いたのですが、
だんだん暗くなってくると
河面の端の草のあたりにチカ~☆っと
光りはじめました。

一匹が光りはじめるとやがて
どこに隠れていたのか、

周囲でもチカ~☆チカ~☆と始まりました。

この地域一帯はホタルを保護するために
村ぐるみで協力していて
川岸の草も、蛍の繁殖時期がすぎたら
全て刈り取るそうです。

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蛍の幼虫はカワニナという貝を食べて
大きくなるそうですが、
そのカワニナが、草が生い茂りすぎて
河が暗いと、育ちにくいとか。

そんなお話をして下さったのは、
ホタル保存会名誉会長の○○さん。

たまたま、川岸を散歩していたら
素敵な朱塗りの橋が掛かっていて
神社かなにかしら?と覗いていたら
なんと会長の自宅前でした。

中に招いていただき、
素敵なお庭の中で、お茶まで
頂いてしまいました(笑)

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ホタルのお話や
雑談で楽しく過ごしているうち、
すっかり日も沈み、
本格的なホタル鑑賞へ。

河の中や、田んぼの中、
橋の欄干など、

いろんな所に蛍が舞いはじめました。

源氏蛍は、思った以上に光が強く、
碧がかったLEDライトが点滅しているよう。

もの凄く近くまできて、
周りを舞い飛んでくれました。

生きてるんだよね・・・この光・・・

そう思うと、あまりにも綺麗で

綺麗すぎて、

泣けてきました。

本当に美しいものを見ると
人間って、なんで涙が出るんだろう。

蛍は1~2週間しか生きる事ができません。

幼虫のときに、ひたすらカワニナを食べて、羽化して成虫になったら、
水しか飲まない。

後は恋い焦がれて飛んでいるだけ。

雄は自分の光を発しながら
雌に信号を送って求愛する。

雌はその信号のフィーリングがあえば
受け入れる。

よく見ていると、たしかに
光る間隔や強さが違います。

雌は雄より光がちいさく、微かに光り
飛ばずに草に止まっている。

そんなに小さな光なのに、
雄はちゃんと見つけて、
光の信号を送ります。

だいたい、光ながら点滅して
サインをおくり、
雌も自分の間隔の光を送り返していました。

面白いのは、
複数の雄がいても、
その中にフィーリングが合った「雄」が居たとき、

雄と雌の「光の波長」が同じになる。

見ていて、シンパシーを感じた瞬間の
二匹の感覚がわかりました。

ものすごい、自然の神秘。

言葉もない虫たちは、
こんな「感覚」の世界で生きているのだ。

ほんの1~2週間の命の交流。

あの蛍はもういない。

精一杯恋をして
精一杯表現して
精一杯生きる。

だからあんなにも感動的で
美しい。

生命の美しさ、本能の舞に
胸が震えた時間でした。

人類誕生だって
地球創始からみれば、
ほんの一瞬の命だもんね。

ちなみに蛍は
大きな声を出したり
光を当てたりすると静かになってしまいます。

車のライトを上げたり
きゃあ!綺麗!!と騒ぎすぎると
安心して飛んでくれません。

人間たちは
彼らの世界を覗かせてもらう部外者なので

そっと静かに
彼らの本番の命の舞を邪魔しないように
気をつけたいですね。

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コメント

私の住んでる近くにもホタル生息地というのが
小さい時にありました。今でもいるのかな?

命の限り、命を懸けて光り輝いて次の世代に
命を繋いでるんですよね。

投稿: なお | 2013年6月26日 (水) 01時48分

おはようございます、景色とてものどかできれいですね!私が住んでいるところにはホタルが飛んでません、最近雨が降っていて寒くなる時ありますので(^^;

投稿: 麻美 | 2013年6月26日 (水) 06時28分

私は小学校低学年のころ「1年くらいしか生きられない虫はかわいそうだな。人間に生まれてよかった」という意識を持っていました。
今では、浅はかな考えをしてたんだなと思います。

幼いころ、ホタルを見に連れていかれた記憶があります。ただ、どこで見たかまでは覚えていません。

投稿: ふみた | 2013年6月27日 (木) 22時18分

私が住んでいる所の近くで、この間「ほたる祭り」というのがありました。
小さいころは母親と一緒に行ったことがあり、たくさんのホタルが綺麗だった記憶があります。
しかし、最近母親に「ほたる祭りに行きたい」と言うと、いい顔をしないんですよね。
ほたる祭り、有名になりすぎちゃって、色んな地域から沢山の人が来るようになりました。母は、それが嫌みたいです。
私は母が言っていることがよく分かったので、今回の大本さんのブログを読んで「あー、なるほどなぁ」と思いました。
私も久しぶりにほたるが見たいです・・・できれば静かな場所で・・・;;

投稿: ちっつぁん | 2013年6月28日 (金) 17時18分

ホタルいいですねー。ホタルを見ると生命の神秘を感じます。どんな光よりも儚く、そして美しい。スタートとゴールの定まった世界で子孫を残そうと必死に生きる彼らに我々も見習うべきことがあるのかもしれませんね。ホタルも虫ですから食物連鎖の流れの中にいます。ホタルを見守るということはその流れを静観するしかないということです。何とももどかしいですが、部外者にできることはありません。

投稿: 亮太 | 2013年7月 4日 (木) 12時27分

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