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2015年12月 4日 (金)

☆オーディオブック【新訳 星の王子さま】☆

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倉橋由美子【新訳 星の王子さま】
http://kikubon.jp/sp/product.php?aKey=108
世界で一番美しく悲しい物語。
キクボン様にて11月28日配信スタート!!



磨き抜かれた言葉を散りばめたシンプルで美しい倉橋由美子の翻訳。心癒されるオカリナ音楽と共に朗読しました。もう一人の自分に会うための「大人のための星の王子さま」
オカリナ奏者・善久さんのBGMもお薦めです。


まず、倉橋訳の素晴らしい所は言葉のクリアさ美しさ。そして臨場感。 小さな子供に読み聞かせるのではなく全てパイロットの独り台詞です。
『砂丘の上に腰を降ろす。何も見えない。何も聞こえない。しかし何かが輝き、何かが沈黙の中で歌っている』(本文・引用)

そして、倉橋由美子さんの訳の一番の特徴は、星の王子さまは童話ではなく、大人のための小説である。というスタンスです。

私も以前からそう思ってました。
色んな訳がありますが【子供向け】を意識して訳されたものは、ある意味少しボヤけていて(どういう意味だろう?)と、却って原文を知りたくなりました。

全ての翻訳を取り寄せて口に出して読んでみて一番しっくりきたのが倉橋由美子訳。

もちろん他の方の訳もとても素晴らしいのです。
でも「大人のための、大人に向けた」というスタンスで選択されたシンプルな言葉が、自分の中でボヤけていた部分の霧を払ったようでした。


色んな章に鋭く研ぎ澄まされた澄みきった言葉がありますが、一番刺さったのは

王子さまが狐と友達になり、再び五千本の地球のバラを見て言ったときの台詞。

『きみたちは美しい。でも○○○○』

これ...台詞の読み方によっては王子さま酷い(笑)どう音声表現したかは是非確かめてみてください☆

王子さまは『ただの無邪気な子供』というだけではなく、パイロットの中にあった真実を見透す力を持つ【反大人の部分】。
全てを知っていたはずなのに無理矢理眠らせてしまった、瑞々しくて柔らかい「もう一人の自分」。

適応していたはずの現代社会から切り離され

砂漠の中でただ一人

生命の危機に晒されたとき

自分との対話の中で、静かに現れた・・・

そう考えるとしっくりきます。

王子さまは誰の中にもいる
真実を知るもう一人の自分。

きみと別れたくない、と悲しんだパイロットは、ちゃんと心の中で王子さまと一つになったのだと思います。

空を見上げたら星の笑い声が聞こえるようになったのですから。



物語が自分の中を通って音として流れ出たとき、それは【体験】になる。
その時間軸に入り感情移入して聴いた人にとっても。

朗読というものは、物語を紡いだ人の意識を現実世界に焼き直す【再体験】だと思います。

作者のメッセージを
どこまで再現・再体験できるかは、
どこまで意識を合わせられたか。

星の王子さまの中の登場人物を見ると
『大人』は昔からあまり変わっていません。

【忘れてしまった大切なこと】を思い出す道標であり、贈り物のようなこの物語を、一緒に体験できる朗読になっていたらいいなと思います。

これを機会に倉橋由美子訳星の王子さまを手に取る人が増えればいいな。

彼女の翻訳はエスプリが効いていて
サン=テグジュペリが表現したフランス文学のニュアンスに一番近いのではないかと思います。

現代に必要なメッセージが詰まった
【新訳 星の王子さま】
大人にも子供にも届けられたら幸せです。


オーディオブック
☆【 新訳 星の王子さま】 特設ページ☆
https://t.co/JNo1JL4iky


ただ今【新訳 星の王子さま】視聴感想メールを頂いた方に秘密のプレゼント企画中です。聴いて頂いた方は是非気持ちが新鮮なうちに!

☆応募はこちらまで☆
https://t.co/APiGNxF3oo
プレゼントの内容はまた後日♪

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倉橋由美子作【ポポイ】の朗読イベントにて☆女優の村岡希美さん&新訳星の王子さま(文庫版)の解説文を書かれた翻訳家の古屋美登里先生と。



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コメント

こんにちわ。

購入させていただきました。

お恥ずかしながら私、「星の王子さま」を読んだ事がありません。
ということで「新訳」とついていますが元々?のお話を知らないので大本様の朗読「星の王子さま」が私にとっての「星の王子さま」に
なります。

時期的にゆっくりできる時間がございませんので
少しずつ拝聴させていただきます。

投稿: なお | 2015年12月11日 (金) 11時31分

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